若者の街・西門町のランドマーク
今回の旅行で行ってみたかったのがこちら!
西門町にある赤れんが造りの洋館「西門紅樓(シーメンホンロウ)」。
1908年に日本人建築家・近藤十郎が設計。
市場から、劇場、映画館など形を変えつつ台湾の文化を発信し続け、2018年に全館リニューアルした歴史ある建物です。
築約100年の重要建造物でありながら、若者の街「西門町」のランドマーク的存在です。
縁起のいい八角形の入り口に、十字架の形をした建物が併設しており、東洋と西洋の融合が見られる非常に珍しい建築方法なのだとか。
このレトロな佇まいの洋館で今、注目を集めているのが、中で店を構えているデザイナーズショップなんです。
MITのクリエイターズアイテムがずらり
MITとは、Made・In・Taiwan(メイドイン台湾)のこと。
台湾で活躍する若いクリエイターによる”台湾らしさ”溢れる雑貨やファッションアイテムの工房が、ずらりと軒を連ねているのです。
個性溢れるお店が多く、見ているだけでもワクワクする様なアイテムがたくさんありました!
お目当ては「台湾花磚博物館」
そして、私のお目当ては2階にある「台湾花磚博物館」。
「台湾花磚博物館」は、嘉義という街にあるマジョリカタイル博物館のことなのですが、この西門紅樓でも一部展示や、アイテムの販売を行っています。
この「マジョリカタイル」、花や鳥、果物などをモチーフにしていて、カラフルでレトロな模様がとっても可愛いんです♡
これらはなんと日本製で、日本統治時代に台湾で流行した富民の象徴だったのだとか!
博物館では、復刻したタイルそのものや新たにデザインされたタイルのほか、このデザインを生かしたアクセサリーや雑貨が販売されていました。
デザインにも様々な意味が込められており、自分好みのものを探すのがこれまた楽しくって!
結局この日は悩みに悩んで決めきれず…。
翌日、別の雑貨屋で「春」をテーマにした珪藻土コースターを色違いで購入しました。
旅先で買ったものは、使うたびに旅の思い出も蘇るので嬉しいですよね♡
週末はフリーマーケットも
今回は日程の都合で見られなかったのですが、週末になると広場でフリーマーケットが行われているとのこと!
フリーマーケットといっても、いらない物を安くで譲るのではなく、若手クリエイターによる手づくり市のこと。
一点物のハンドメイドアクセサリーや文房具、雑貨など100以上のブースが並ぶそうで、機会があれば是非行ってみたいです!
アクセス
MRT板南線「西門駅」1番出口から徒歩約1分。
横断歩道を渡れば、左前方の奥まったあたりに赤れんがの洋館が見えてきます。
店舗情報
住所
108台北市萬華區成都路10號
電話番号
(02)2311-9380
営業時間
11:00~21:30(金・土曜は〜22:00)
定休日
月曜
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