長谷寺近くのそば処
そばと言えば、信州そばやわんこそばが思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。実は、奈良県にも有名なそば処「笠そば」があるのです!
長谷寺、大神神社、橿原神宮、明日香村など、奈良県の中南部に観光に訪れた際は、ぜひ足を運んで見てください♪
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標高400m以上でいただく笠の恵み
この日は週末の15時頃に伺いました。
そのためとても空いていましたが、週末のお昼前は列ができているとのこと。
お店の裏は、広々としたそば畑。国の農地開発事業により、平成4年からこの地域でそばが栽培されるようになりました。隣には観光バスも停められる大きな駐車場があります。
笠地区は標高400〜500mに位置。そば作りに最適な気候、風土、寒暖差が、風味のあるそばを生み出してくれます。
店内はテーブル席のほか、座敷もあります。
そば畑を眺められるテラス席も。席は自由に選ぶことができます。
荒神そばと山かけそばを注文
お品書きは、レジの頭上にあります。
今回、夫と2人で「山かけそば(並 670円)」、「荒神そば(並 570円)」、「かやくごはん(370円)」を注文しました。
レジで注文後、番号札を受け取り、出来上がると店員さんがテーブルまで運んできてくれます。
お店は地域の女性部で運営されており、愛想のいいおばちゃんが元気に対応してくれますよ。
挽きたて、打ちたて、茹でたての「3たて」で供されるそばは、歯切れ、喉越しともに◎。1番粉と2番粉の挽きぐるみで、香りも高いのが特長です。
冷たいそばを注文した際にいただけるそば湯も、とろみがあって美味しくいただけます。
そばの健康効果と「自家消費」へのこだわり
そば湯には、高血圧や糖尿病の予防に役立つ「ルチン」が豊富に溶け出ており、また、そばに含まれる「ポリフェノール」は記憶力の向上、ボケ防止にも効果が高いと言われています。
食べて健康に近づける効果が期待できるなんて、嬉しい限りですよね。
また、笠のそばは市場流通させずに、この地で加工、販売する「自家消費」にこだわっています。なので、笠のそばを味わえるのはここだけ。この地に来て味わうからこそ、意味があるのです。
ぜひ、笠の地で生まれたそばのうまさを体感してほしいです。
アクセス
「笠そば」への道のりは、細い山道が続きます。
ポイントは、グーグルマップの地図よりも道中に設置されている看板を頼りに進むこと。グーグルマップだけを信頼すると、土砂崩れで通行止にしていたり、通れないほどの細い道を案内されるといったりしたことも無きにしも非ずなのでご注意ください。
店舗情報
住所
〒633-0074
奈良県桜井市笠4408
電話番号
0744-48-8410
営業時間
10:00〜16:00
(直売所は9:00〜)
定休日
水曜(祝祭日と28日を除く)
12月30日・31日
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