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【奈良 桜井】紫陽花咲き誇る「長谷寺」へ 6月中旬〜7月中旬が見頃

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四季折々に美しい「花の御寺」

奈良県桜井市初瀬。奥深い山々の地にひっそりとそびえる長谷寺は、春は桜や牡丹、夏は紫陽花、秋は紅葉と、四季折々に美しい姿をみせる「花の御寺」として有名です。

今回は6月中旬〜7月中旬に見頃を迎える紫陽花を見に訪れたので、写真とともにご紹介します!

紫陽花は境内のあちこちに

私が訪れた6月下旬では、帰り道のルートにあたる西の参道が見頃でした。背よりも高い大きな株で、迫力もあり見事。

登廊を登り、蔵王堂に向かった曲がらずそのまま上にある階段付近の紫陽花も、雰囲気があってよかったです。

ガイドブックや駅のポスターなどでよく見かけるこのアングルは、開山堂側から見た本堂。

ちょっとまだ小ぶりで、見頃には早かったかなという印象でしたが、大きなカメラを抱えた人たちは皆こぞってこのアングルを撮影していらしたので、いつか見頃の時期に再挑戦して見たいです。

開山堂付近は日が当たりにくいのか、小さな花がちらほら。日の当たりに差があるからこそ、長い期間楽しめるのも長谷寺の魅力です。

個人的に、紫陽花はグッと寄り気味の写真が好き(場所関係なくなりますがw)。

同じ集合体の中でも花一つ一つによって色のグラデーションや向きが違うし、雨上がり、雨露に濡れたおしとやかな雰囲気も梅雨にぴったりで大好きです。

紅葉も見事 歴史深い初瀬の地

この日は青々と茂っているモミジも、秋になると赤やオレンジに色づきます。中でも五重塔周辺がとても美しいので必見です。

本堂の舞台から見える五重塔。この時期ははっきりと見えますが、秋になると山々の紅葉の色に馴染む姿も素敵です。

本堂を横から抜ける向きで見えるこのショットも、秋は後ろの木々が赤く染まります。

同じ風景でも季節によって異なる姿を見せてくれるのが、長谷寺の好きなところです。

その昔、奈良時代には万葉集で「隠国の泊瀬(こもりくのはつせ)」と歌われ、平安時代には紫式部や清少納言などの文人も訪れ、江戸時代にはお伊勢参りに向かう人々が道中に訪れたとも伝わっています。

今とは異なる時代に生きた人々も、同じような風景を見ていたかもしれないと思うと、それもまたロマンがあって素敵ですよね。

朝の勤行は心に響く貴重な体験

長谷寺では、早朝から本堂にて勤行を体験することができます。静寂の中に響くお祈りがとても心地よく、朝から清々しい気分になれますよ。

また、朝は他の参拝客の方も少ないので、勤行体験の後でもゆっくりと境内を見ることができ、お得に感じます。

詳細はこちら

アクセス

最寄駅は、近鉄大阪線「長谷寺駅」。参道を登り、徒歩15分です。

参道および境内前にいくつか駐車場がありますが、料金はどこでも乗用車1台500円です。境内前駐車場が一番上にありますので、参道を歩くのが大変な方は境内前がオススメ。

参道には、旅館、お土産屋、飲食店などがありますので、歩いて登るのも退屈しませんよ。

情報 

住所
〒633-0112
奈良県桜井市初瀬731-1

電話番号
0744-47-7001

入山時間
8:30〜17:00(4月〜9月)
9:00〜17:00(10月〜11月・3月)
9:00〜16:30(12月〜2月)
※牡丹まつり期間等時間延長あり

入山料
大人 500円/中・高校生 500円/小学生 250円

サイト
https://www.hasedera.or.jp

花の開花情報は、長谷寺のHP上やInstagramでアップされているので、行く前にぜひチェックしてくださいね。

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この記事を書いた人

関西在住の2児ママ。
2020年生まれの電車好き男子と、2021年生まれのおてんば女子を子育て中。
「元雑誌編集者×ママ目線」を生かして、関西子連れおすすめスポットや、国内海外旅行のレポート、おもちゃレビューなどを発信。

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