夫婦で参加OK!無料の父親向け育児教室
初めて父親になる人を対象とした育児教室が市の主催で開かれ、夫婦で参加してきました。
土日開催のため参加者は約100組!
プログラムは大きく3つに分かれており、グループごとに部屋を入れ替えて行われました。
沐浴体験、歯科や事故防止の話、オムツ変え等の子育てレッスンと、赤ちゃんのお世話を中心に教えていただきました。
出産準備をより進めるきっかけとなりましたので、参加を迷われている方はぜひオススメします!
①沐浴 体験内容
まずは、今回のお目当「沐浴体験」。
私たちは、今回の赤ちゃんが両家にとってお互いの初孫ということもあり、新生児を抱っこしたりお世話したりした経験がありません。
そのため、実際に生まれてくる前に少しでも知識と自信をつけておきたいと思い、体験に臨みました。
助産師さんによるデモンストレーションの後、お父さんが順番に体験。
実際の流れをご紹介します!
1.洗面器にお湯を入れて、ガーゼで赤ちゃんの顔を拭く
「なんで目の色紫やねん…」って全員が突っ込んでたと思います。
赤ちゃんの人形はすでに裸でしたが、顔を拭くのは服を脱がせる前の方がいいかも。
ポイントは、左右のほお、目など拭くたびにガーゼの面を変えること。常に清潔な部分で優しく汚れを拭き取ってあげます。
その後、服を脱がせてそっと足からお湯につけます。ガーゼを体にかけてあげると、落ち着くのだとか。
2.頭は石鹸を泡立てて、優しく洗う
まず洗うのは、頭から。特別にシャンプーを準備する必要がなく、石鹸でいいとのこと。
顔に泡やお湯がかからないように、おでこから後ろに向かって手を動かします。ゆすぎはガーゼで拭くでもOK。
3.手に石鹸をつけて泡立て、手や足、お腹、股を洗う
仰向けの状態のうちに、体をほとんど洗います。
4.手を回して体を返し、背中とお尻を洗う
脇を抱えて体を裏返し、仰向け状態で洗えなかった背中とお尻を洗います。
この時、抱えている脇と反対の赤ちゃんの腕を大人の腕の上に乗せてあげることでずり落ちを予防できます。
5.上がり湯を全身にかける
大きい洗面器でお湯をかけるのが窮屈そうだったので、取っ手のついた桶の方が使いやすそうかも。
6.バスタオルで包み、全身の水分を拭き取る
しっかり水分を拭き取り、保湿をします。その他、へその緒が乾いていない場合は消毒、耳や鼻の手入れなど。
最後におむつをして、衣服を着せて完了です。
②沐浴 感想&準備品
所要時間5〜7分が目安のところ、夫は4分少しで完了できました!
実際は石鹸を泡立てたり、赤ちゃんが動いたりすることを考慮すれば、バッチリな手際だったと思います。
沐浴する大きな目的は、赤ちゃんを清潔にすること。
だからと言って、慎重にノロノロとし過ぎて赤ちゃんが風邪を引いてしまっては大変です。
なので、おむつや着替えは沐浴の前に広げて重ねておくなどの「事前のセッティング」を第一に。あとは、「落とさなければOK」くらいの心構えでテキパキ挑むことが大切だと感じました!
もちろん、方法や考え方はいろいろあると思いますので自由ですが、私たちは教えていただいた助産師さんの考え方で納得がいったので、あまり負担にならないようにこの方法で頑張ろうと思います。
準備品として教わったのは、この10点。
( )カッコ内は補足や、受けてみて感じたことです。
- 湯温計
- ベビーバス(衣装ケースなどで代用可)
- 洗面器(取っ手付きの桶を検討)
- 石鹸(ベビー用じゃなくてもいいが、赤ちゃん専用に1つ準備)
- ガーゼハンカチ2枚(顔拭き小さめ1枚、体にかける長め1枚)
- おむつと着替え(重ねておく)
- バスタオル1〜2枚(裏地がガーゼだと乾きやすいので、毎日洗濯できる)
- ヘアブラシ(なくてもOK)
- 綿棒(細いもの)
- 保湿ローション、へその緒の消毒液(産院で聞いてみる)
生後1ヶ月頃から一緒に内風呂に入れるということもあり、代用できるもの、絶対に必要ではないものなどは吟味した上で、最低限に揃えたいと思っています。
③妊婦疑似体験
他のお父さんたちが沐浴体験をしている間、妊婦疑似体験も同時に行われました。
妊娠9ヶ月の体の重さや圧迫感を想定したボディスーツを着用し、段差や椅子を体験してもらうというもの。
お腹で足元が見えづらかったり、バランスが取りにくかったり、靴下がすんなり履けなかったり…。
今まさに自分がその状態ですが、こうして客観的に見ると「妊婦って大変だな」と改めて感じます。
とはいえ夫は普段から重いものも軽々運んでくれますし、体も柔らかいので、そこまで苦しそうに見えませんでした。
ですが、私は体力も柔軟性もなく、お腹もかなり前にせり出ていることもあり、「◯◯(私)の体でこれやったら、そりゃ大変やな」と気遣ってくれました。
出産時の目標体重まであと+4kg。
これから80日あまりでもっとしんどくなるんだろうなぁと怯えていますが、大変だと理解してくれる人がいるだけで、とても心強く感じました。
最後に記念撮影も撮ってくれましたよ!
8ヶ月の私の方が、お腹出てるやん…笑
④赤ちゃんの事故防止、歯の健康
次に部屋を移動し、「赤ちゃんの泣き」に関するビデオ鑑賞と歯に関するお話。
赤ちゃんの泣きは、「お腹が空いた」「おむつが濡れて気持ち悪い」「眠い」など理由はいろいろ。時にはどうお世話しても泣き止まないこともあるそうです。
ですが、生後3ヶ月を過ぎれば徐々に泣く時間は減り、落ち着いてくるとのこと。
どうしても泣き止まない赤ちゃんにストレスを感じることもありますが、必ず泣きがおさまる時が来るので、決して参ってしまったり、ましてや強く揺さぶってしまったりしないように、とのお話でした。
「乳幼児揺さぶられ症候群」は、脳に障害を引き起こしてしまったり、命を脅かしてしまったりするので、とにかく危険です。
強く揺さ振ることのないよう、お世話に携わってくれる人全員と共有したいと思いました。
歯の話は、2回目に参加したマタニティクラスとほぼ同じだったので割愛。
詳細はこちらの記事に記載しています。
男性は女性より定期検診の受診率が低いそうで、虫歯菌を赤ちゃんにうつさないためにも、他人事だと思わず自分から積極的に健診を受けるよう推奨されていました。
⑤子育てレッスン 抱っこ、おむつ交換、着替え
次に、子育てレッスンです。
あら、さっきの人形よりは可愛い。
まずは抱っこの仕方。これは沐浴ですでにできていたので、楽々クリア。
おむつ交換は、布おむつ・紙おむつどちらの方法も教えてくださいました。
ですがこれは正直、実際にやってみないとわからないかも…。
沐浴と同じく、次のおむつを広げて準備しておく等の事前準備が大切だとは感じましたが、どんな感じでお尻やおむつが汚れているのか想像しにくく、ましてや男の子となるとさらに未知の世界…。
これは、産後にきっと助産師さんから教えてもらえるので、その場で覚えたいと思いました。
生まれてから、成長スピードによってもおむつサイズが変わるでしょうし、肌に合うかもあるので、今の段階ではおむつの収納スペース確保と、サンプル品の準備にとどめておこうと思います。
続いて肌着の着せ方を教わり、最後にアンケートを記入して終了しました。
今後の出産準備について
気づけば安定期も終わり、妊娠後期に入りました。
残すところ大きな買い物は、トラベルシステム(取り寄せ中)とベビーベッド、ベビー布団。
肌着などはまだ全く準備しておらず、目星をなんとなくつけ始めた状態(笑)。
今、生まれてきてもカナダ土産の靴下しかないので、危険です(笑)。
赤ちゃんの準備もですが、私自身の入院準備も早急にしないといけません。
夫の出張中、実家でダラダラさせてもらったので、切り替えてしばらく準備に力を入れたいと思います!
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