日本最古の安産・求子祈願霊場
妊娠5ヶ月に入り、戌の日の安産祈願として奈良市の帯解寺に行ってきました!
帯解寺が安産祈願のお寺として信仰されるようになったのは、遡ること約1,000年前のこと。
長い間子どもに恵まれなかった文徳天皇のお后が、帯解子安地蔵菩薩にお祈りをしたところ、間も無くご懐妊。
無事に皇太子をご安産なされたことから「帯解寺」と勅命なされ、以来、日本最古の安産・求子祈願霊場として親しまれてきました。
美智子上皇后も安産祈願法要、雅子皇后、紀子さまも帯解寺で岩田帯を授かっており、皇室御用達として全国から安産祈願に訪れる参拝客が多いお寺です。
予約不要、まずは受付を
帯解寺は、街中に佇むとても小さなお寺。
周辺の道が狭いので、車で向かう方は注意してくださいね。
門をくぐると正面に本堂があり、受付は本堂向かって右手にあります。
安産祈願は予約制ではないので、まず受付へ。
左横の机にある用紙に予定日や名前、住所などを記入し、受付の方に渡します。
私は腹帯を1セット持参したのですが、もう1セット窓口で購入し、どちらも祈祷をお願いすることに。
安産祈願の奉納金10,000円と、腹帯代をお支払いしました。
受付後は本堂への階段を上がり、右手にある待合室で待機。すると、お坊さんが呼びに来てくれ、祈祷場へ移動します。
本堂でのご祈祷
本来、戌の日の週末にくる予定だったのですが、あいにくの体調不良。
一週遅らせたこともあり、この時祈祷に訪れたのは私たち1組だけでしたが、たった1組に対してでも、お坊さんが祈祷の流れをとても丁寧に説明してくださいました。
祈祷中は、自分たちの名前を読み上げてもらうタイミングで、手を合わせるようにとのこと。
お経や鳴り物の音が響く中、「お腹の赤ちゃんにも聞こえてるかなぁ」と考えながら、元気に生まれてきてくれるようしっかりお祈りしました。
祈祷後は、ご本尊の前で帯解寺の縁起を説いていただき、再び手を合わせて終了です。
待合室に戻ってから、腹帯や御守等を受け取りました。
安産御守用の守り袋を作ってもらいました
ご朱印をしてもらった腹帯の他に、安産御守と安産御札、携帯安産御守、御供物(紅白の砂糖菓子)、縁起物(お寺のいわれと心得)をいただきました。
安産御守は、布で守り袋を作って岩田帯(腹帯)の間に入れ、肌身離さず持っているように、とのこと。
守り袋はお寺でも購入できるようでしたが、最近ミシンに凝っている妹に縫ってもらいました。
御守は概ね横8cm×縦22cm。
プラス1cmずつの横9cm×縦23cmで作ってもらったところ、ぴったりと収まりました。
裏地、マジックテープまでつけてくれてる…!
この勢いで、ベビースタイなんかも縫ってくれると嬉しいな、と企む姉です。←
安産御札は、仏壇または神棚に祀るのですが、我が家にはないので玄関の少し高いところに設置。
携帯安産御守は、マタニティマークと一緒にポーチにつけて、出かける際にも持ち運んでいます。
御供物は、腹帯を巻き始める日に夫婦でいただきました。
ちょうど胎動も始まり、お腹も大きくなってきた頃。
安産祈願をして、さらに妊娠している実感が強くなってきました。
まだまだ不安は尽きませんが、元気な赤ちゃんが生まれてきてくれることを夫婦揃って心待ちにしています!
アクセス
最寄駅はJR桜井線「帯解寺」駅、北へ徒歩約5分です。
周辺に無料駐車場があるので、車での参拝が便利ですが、道路が狭いのであらかじめHPなどで確認されるのがベストです。
所在地情報
住所
〒630-8444
奈良県奈良市今市町734
電話番号
0742-61-3861
時間
祈祷受付 8:30〜16:30(毎日)
参拝 9:00〜16:00(毎日、拝観料400円)
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